裸足上等

そんなわけで日付が変わる少し前の夜道を、裸足で歩いてみました。

アスファルトの上を歩く。
小さな砂利がちくちく痛いけど、出血しない程度の痛みは嫌いではないのでそのまま歩く。
だんだん足の裏が痛みに熱を持ってきました。
踏み出すたびに焼け石の上を歩かされる罪人の気分。ひゃほう。

ぱらぱらと雨が降ってきました。
湿度を含んだアスファルトに足を踏み出すと、ぺたりと湿って心地よい。
雨が激しくなってきました。
家まではあと少し。
ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたたたた、と走って帰りました。

知り合いの結婚披露パーティーに出席することになりました。
そんな集いには参加したことがないので、何着ていけばよいのか分かりません。
とりあえず楽な服装でイイよ、と言われていたので簡単な格好で行くことにしました。
が、さすがに運動靴はまずいだろうと思ったので急遽おしゃれなサンダルを買いました。

花嫁さんすごい可愛かった。小柄な方なのでもうすっごい可愛い。ウェディングドレスです。純白です。
で、新郎さんが結構背が高いのでまた並ぶとまた新婦さんがさらに可愛い。
でも姉さん女房。
幸せになって欲しいと思いました。

披露パーティーは楽しく終わりました。
しかし、買ったばかりの靴なので、だんだん足が痛くなっきました。
帰る頃には靴擦れ寸前の箇所が何カ所か有ります。
だと言うのに、家までは２０分近く歩かねばなりません。
痛みをこらえながら歩いているうちに、痛い箇所を庇おうと歩き方が偏り腿が痛くなってきました。
なんかもうしんどいので、サンダルを脱ぎました。

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