魔法絵本

職場の同僚さんと遊びにいきました。わぁ、こうやって集まったメンバーの中で僕が一番背が低いのなんて初めて…。舞弥さんと身長同じなんですけどね。
あ、同僚さん方は皆非オタです。でも僕オタクだからねーって公言してるのでちょっとくらい暴走しても生暖かい目で見ていただけます。

はてさて。映画を見に行ったんです。同僚さんの希望で『パコと魔法の絵本』というやつ。詳しい感想は後ろに畳んでおきますけど、とりあえず泣いた。泣き所ではとにかくウルウルしてラストに至っては涙がぼろぼろでてくるんだよぅ…。こ、こんなに涙腺弱かったっけか僕は。明るくなってからもしばらく連れの隣には並べませんでした。

その後カラオケ。…僕が酷かった。だって「やー、痛いアニソンと凄い痛いアニソンとどん引く位のアニソンしか知らないけどイイかな？」って聞いたら「イイよー」って言ったんだもん。
で、二曲目であくえりおん歌って、最終的には♪ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ～な事になってました。手に負えねぇこいつ。
回りはみんな映像コンテンツとかからライブ映像・ＰＶメインで選んでるのに、僕♪あーいまーいさんせんっとか言ってた。空気読む機能は付属してないんです。
外人アーティストの全部英詩の歌詞を無茶苦茶格好良く歌ってる次に♪最高伴侶だ見た目はにゃー！　と来る。選曲履歴見ると僕のターンで混沌と化します。
それでも温かく見守ってくれたみんなありがとー！！　


で、以下映画の感想です。
激しいネタバレが含まれますので未観の方は避けてくださいっ。
あとちょっとだけ妄想突入するので「パコの～」好きな人も避けてください。

兎にも角にも。
僕は「大人の男とちっちゃいもの」というシチュエーションに無茶苦茶弱いんだ…っ。弱者に縋る強者とかそういう何かが僕の中の萌えランキングのベスト３に入るんだ！　萌えるし泣ける。何か自分じゃどうしようも無い系統なんだ…。


冒頭のオタク部屋に戦慄する。メーテ○が！　ア○カが！　アム○が！　うわこのフィギュア種！？　ネコミミ！　何かどうしようもなく切ない気分になった。


序盤は笑えて、中盤辺りから切なくなってきて、後半なんかほとんど泣いてました。所々に笑いを仕掛けつつ、泣き所を外さないというか。
キャラクターが皆魅力的。セクシー看護婦さんの胸元に視線が釘付けです。イイ乳！　


最近は「記憶が○日しか持たない」とか人気なんですかねー。確か以前もそういうボクシング映画があったと思うし、その前のヤツで行くと「博士の愛した数式」とかもそんなんでしたね。
このフレーズ聞くとＤＤＤ思い出して仕方ないんですけれども。あとホロウもちょっと思い出します。


そんな訳で「パコ～」見つつうっかり妄想が走行してしまう訳でして。
記憶が一日しか持たない少女の頬を思いっ切りぶん殴った爺さんが翌日にその頬に触れると「…あれ？　昨日もパコのほっぺ触ったよね？」と覚えているはずが無いのに女の子がそう言うのですよ。そんで爺さんが女の子に優しくなるんですけども。
弓士で妄想してちょっとﾊｧﾊｧしてた…。
「…アーチャー、前も、こうやって俺に触ったこと、ある、よな？」ごめん。
あと秋星所在でもやってみた。エロイ意味で。
「あ、れ。秋星さん、昨日も、俺に触りました…？」みたいな。
いい話なのになー、なんでちょっとこう道逸れちゃうんだろうな僕はー。


後半の劇とデフォルメアニメの融合がすごい良かったの。テンポ良いし切り替え良いしデフォルメ可愛いし。ちょこちょこ見られる舞台裏的会話とか笑える。ザリガニ魔神へのとどめの一撃には吹いた。ドリフ！
ラストのシーンでぼろぼろ泣けて、絵本破るシーンに更にぼろぼろ泣けて。何こんなに泣いてんだかと意識の端っこがちょっと冷静なのに延々泣いてました。耐えられねぇ…。


良い映画でした。オススメ出来ますよ。偏屈じじいと純粋少女の交流に萌えられる方なら確実にＫＯです。
ＤＶＤ借りてもう一回見たいなーと思えるくらい好きになったのでした。