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日々の独り言。
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基本的に職場で休憩中に休憩室で/Zeroを読んでいます。
以前黙々と読んでいたら同僚さんに「何読んでるの?」と聞かれ、どうせ分からないだろうと表紙を見せました(カバーは外しています)。「絵とかある?」と問われたのでカラーページの人物紹介見せました(2巻)。それを横で見ていた上司様に「へぇ、そういうのが好きなんだ…」と言われました。
ななななななななんですかそのちょっと意味深な間は!!? あああそうだこの上司様はクレーンゲームがやたらと上手くて車の中はぬいぐるみとフィギュアで埋まっている独身50代。やっべええぇぇ、多分この人分かってる! きっと何かを分かっている!!
…別にオタクですって公言してるから良いんですけどね。器用だねと言われた際にオタクですからと切り返す私。それは良いのか!?

/Zeroを読んでいて何となく思いついた小話。長く出来そうもないしワンシーンしか思いつかないので続きに書きます。四巻が出ていないからこそ出来るネタ。HFルートの言峰さんと桜ちゃん辺り?

視界は一面石造りの天井。乏しい灯りの中でその色彩は黒く、圧迫するかのような重い世界が私を包んでいる。ひたすらに静寂。疼痛を訴える身体からどくどくと脈打つ音だけが耳に響く。

 聞こえているかね、間桐桜

呼びかけは傍らから。誰も居ないと思っていた部屋にはもう一人、石像のように温度のない男が居た。はい、と返事をして僅かに首を動かすとその姿が視界に入る。身に纏う服装から、この教会の神父だと言うことは知れた。

 これから君の身体にある刻印虫の摘出を執り行う

手術に望む医師のような宣言。その例えに間違いはないのだろう。身体の中のモノを取り出すのだから、それはきっと手術と言える。では解体は手術と言えるのか、なんて益体のない事を熱を持った頭は茫洋と考えていた。

 君には、いや、君の義理の叔父かな。彼には少なからず恩があるのでね。君の執刀には全力を持って掛かろう

神父様の袖の下。強い魔力の流れを感じた。ぼんやりと灯るようなソレは令呪のものと似ていた。
叔父さんですか? ぼんやりとした頭のままで話をする。あぁ、そう言えば小さい頃にはそんな人が、居た気がします。でも、居たのは本当にほんの僅かな時だったと思います。いつの間にか、居なくなってしまったのですが…。神父さんは、あの人の知り合いだったのですか?

 知り合い…、と言うほどのものではなかった。けれど、私は確かに彼に救われたのだよ

ほんの少し神父さんの表情が緩む。それは嬉しげなモノにも見えたし、酷く嗜虐的なモノにも見えた。
救われた…、ですか? あの人は、誰かを助ける事なんて出来たんですか? 私と一緒に、ただお爺さまに苛められるだけの人でした。

 君の叔父さんが、私の生き方を教えてくれた。彼が居なければ今の私は無かったと言える。本当に、彼には感謝をしている。

散漫な意識がさらに拡散していく。眠りにつくような死に行くような。消えゆく視界の中の神父さんに1つ聞いた。
あの人は、どうしたのでしょうか。今は、どこに。
その答えを聞く前に私は世界としばしの別れを告げた。


 彼は、あの時君を救えなかった事を嘆いているだろう。君が今苦しんでいることを悲しむだろう。君がこれから迎えるだろう結末に怒るだろう。
全く、良い物を残してくれた。間桐雁夜。






そんな感じで。雁夜さんが言峰さんの原初の『快楽』感情だったら楽しいなぁと。
桜ちゃんは雁夜さんの事を覚えているのかとか。言峰さんは雁夜さんと桜ちゃんの関係を知った上でHFの時どういうふうに話したのか、とか。/Zero楽しいなー。
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