再来再瀬

今晩に弓さんが来るんだー。と、にへにへしながらメルブラをやっていました。Fate/やれよ、とセルフ突っ込み。

メルブラでした。今日はさっちんとレンちゃんとネロさんと軋間さんをクリアしました。さっちんの勝ち台詞がとにかく切ないんですが。可愛い。レンちゃんストーリーモードで台詞一個も無いんですが。可愛い。ネロさん。あぁ、言峰さんと同じ声。渋い。軋間さん。小杉声…。渋い。その時に使っているキャラが一番可愛いと思うので、特に突出して好きなキャラは無いのです。何使いになろうか悩みます。とりあえず、さっちんは私には使い辛いのでした。
そろそろ攻略する順番に悩み出しました。メインキャラ一同やって、あとはサブキャラとか裏人格キャラとかを残すのみ。…まぁ、程ほどに好きなキャラからやっていきましょうか。ところでジャイアント秋葉はＰＣ版のみなのですかね…。期待してたのに。

弓召喚時間までには絵の一枚くらい上げたいと思います。簡単な物になってしまいますが、いってきますー。

＊/Zeroネタにつき未読の方は注意。


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「うー、寒い」

バスを降り、冬木市の地に降り立った青年は旅行用鞄を傍らに手袋に覆われた手をすりあわせる。薄く流れる白い息に冬を感じた。

「何年ぶりだろ。二人とも、元気だと良いけど」

優しい恩人の事を思い出し、自然頬が緩む。この街を出たのはもう数年前。離れている間にも手紙のやりとりくらいはあった物の、こうして会うのは本当に久しぶりのことだった。
鞄を手にタイル張りの歩道を歩き出す。住宅街を目指し、人通りの少ない道を歩く。この街にはそう長くいた訳ではないが、それが短かった訳でもない。見慣れた町並みを迷い無い足取りで歩く。
慣れた道。慣れた空気。そう、それは慣れた空気だった。それに、やっと違和感を感じた。

―大気に魔力が満ちている。
この感覚は、まるで初めてこの街に来たときのよう。聖杯戦争に参加しようと意気込んでいた、未熟だったあの時と同じ空気。どうして、そんな物を今更感じているのか。有り得ない。しかしソレを否定する事が出来ないほどに、自身の感覚が確信していた。
　聖杯戦争が　始まるぞ

知らず足早に目的地を目指す。気分が悪い。平穏だと信じて疑わなかったこの街に、大好きなあの人達のいるこの街に。あの時と同じ戦争が起きると言うことが不安で仕方がなかった。一刻も早く無事を確認したかった。
足下を這う地脈が力を持って胎動している。今この時も、これは何処かに向かって流れている。誰かの生命力を運んで。



「ただいまっ」

家を出たときと変わらぬ様子の玄関をチャイムを鳴らして開ける。家主が出るのを待ちきれない。あらかじめ帰郷は連絡はしてあった。家には誰かがいるはずだ。
僅かな間。やがて廊下に面した戸が開かれ、老人がのっそりと現れた。

「おかえり、ウェイバー。あぁ、大きくなったな」

そう言って、グレン老はにっこりと笑った。
その笑顔に胸の内の杞憂が吹き飛ぶ。玄関先で抱擁を交わし、改めて帰ったことを実感した。
ここは生家ではない。ましてや、目の前の老人と血の繋がり所か、縁もゆかりもない。けれど、始まりはどういったものであれこの家の老夫婦はウェイバーを存分に愛し、本当の孫のようにかわいがってくれた。この街に滞在する間にずっと世話になって、それこそ本当の祖父母以上に思っていた。

「ただいま。あれ、お婆さんは？　買い物？」

「いや、マーサは少し体調を崩していてな。今は床だ」

その言葉に、再び胸に暗雲が立ちこめる。
見れば、僅かにグレン老の顔色も芳しくない。不安が表情に出たのだろう。グレン老は僅かにばつが悪そうに笑った。

「夫婦揃って風邪とはな。まったく、寄る年波には勝てん」

足下で不愉快に脈打つ音を聞いた。





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Fate/stay night強化週間。『帰ってきたウェイバー。第五次聖杯戦争観察記』。………なんちゃって。つか/Zeroやんけ。
こういう企画をしようかな、と思いつつ。真面目に毎日続けられる気がしなかったので、予告無しに唐突に勃発。
一応頑張る。でもコレで終わる可能性も大。あときちんと調べてない上に細かい説明は全部省いているので意味不明な感覚大。
うはー。