少女虐拐

父不在　兄不在　弟不在

そんな先日の夜。僕の天下となりました。
ということで自分で自分の涙を誘ってみようと思って映画借りたんです。老人と幼女ネタ。
『長い散歩』
どんな話かというと。虐待されてる幼女を隣のお家のお爺さんが連れ出して旅に出たら誘拐事件にされました。という。
感想と言うほど感想が無いので反転で簡潔に。しかし文章的に壊滅的な感想ですよ。
→シナリオからして切ねぇのです。社会は世知辛いのです。しかし幼女が案外逞しい。幼児にして万引き常習犯。老人はこの子の為に色々してやろうと思うんだけど、虐待されて人間不審な幼女は中々心を開きません。その上環境も悪かったので口も悪い。クソジジイとか言っちゃうんだ。狼少女って感じ。でも段々心開いてくる様とかキュンとするんだ。
途中から同行した青年。いい人っぽくてほのぼの３人で旅してたら唐突に自殺。言葉に出さないでさようならと言って拳銃自殺。ああぁぁ…。
幼女を誘拐したと思われて指名手配された老人。最終的には自首するつもりで、警察前まで行くんだけど最後の一歩が踏み出せず路上で涙し幼女に慰められる。泣きそ…。
で、老人が出所した所で終了。よ、幼女はその後どうしたんだろう…？
原作在るみたいなのでそっち読もうかと思います。内面描写とか心境はやっぱ文章で読んだ方が細かそうですよねー。削られてるシーンとかも在りそうだし。
しかし、こういう厳しそうな映画に出る子役って、すごい演技力だけど、将来的にトラウマとかにならないんだろうか…。首締められてるよ、フリとはいえ凄い演技派女優さんが必死の形相で迫ってきて首締められる…。情操教育的に悪そうだなぁと思うんだ。

…映画見てる場合じゃねぇ。