乗馬心得

足には拍車　　手には鞭
心に愛と憎しみを

唐突になんですかコレ。最近の私の部活動の際の心構えというかなんというか。馬って…難しいです。
動かないんですよ。動かさなきゃいけないのに。犬の散歩と同じです。健康のため、運動不足防止のためある程度の運動は毎日しなくちゃいけないんですよ。
が、しかし。出来ることなら怠けたいのは人だって馬だって同じです。強制されないならサボります。強制されてもそれが怖くないならサボれます。サボられています。私の技量の無さが馬の運動不足を招いてしまいかねません。
もっと威厳を持って馬に接しなくては馬鹿にされて言うことを聞いてもらえないのです。まぁ、後の祭りなんですけどね。確実に馬鹿にされてます。立ち止まった状態から動きません。
ということで、強制的に言うことを聞いていただきます。馬は私は怖くないけど、鞭と拍車は怖いのです。これらの武器をフル装備で挑みますと、なんとか馬も動いてくれます。
でもちょっと心が痛いのです。馬はなんにも悪くないのに私の勝手で痛い目見せて命令するなんて…。動物愛護団体に怒られてしまう。でも、愛ですよ！　これも馬のことを思ってなんですよ。お前の健康維持のために、俺はお前を打つ！！　これぞ愛の鞭！！　（というか調教）
とか言いながらも、あんまりにも動かない馬に少なくはない憎しみも湧きますので、愛と憎しみ半々で打ってます。馬術部入ってから鞭打つときの手首のスナップが良くなりましたよ。イイ音出せます。日常生活に活用出来ねぇー。

先輩に「もっと殺気出して！」って指示をされたこともあったっけ…。殺気って……。馬に舐められるなってコトですかね。