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日々の独り言。
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イベントに行った皆様楽しまれましたかーっ?
私は今日も一日お仕事ガンガンしてましたよ。冷房が効きまくった室内でふるふると震えつつ。生鮮食品め…。
イベントに行けなかったので、これから通販の情報集めまくって通販しまくるつもりです。通販って便利! でも出来れば現地行きたいのが乙女心(笑)。

雨が降っているので一人自室で雨を肴に缶ジュースじみたアルコールをちびちび摂取しています。酔いどれです。明日仕事休みなので。
そんなわけで、酔いに任せて行ってみましょう。『きみにしか聞こえない』弓士バージョン! 馬鹿がいる!! 

掌サイズの電子機器。

夜。1人土蔵でいつも通りの日課をこなしつつ、ちょっとした気分転換にと中身のないがらくたを幾つか投影して弄んだ。
師に知られたならば「魔力の無駄! 贅肉よ贅肉!!」と罵倒の嵐と言ったところだが、自身にとっては手慣れた事でほんの遊びに近い。加えて自分の能力の限界の確認と言うことも兼ねている。とはいえ大きい物はさすがに場所を取るので小さい物を選んで作った。
真っ白な本。計算できない電卓。空っぽのゲーム機。
黒い画面の携帯電話。開いて閉じて。ボタンを押すとことことと乾いた音がした。別段携帯電話が欲しいわけではない。あればそれなりに便利だとは思うが急を要する事も無し。金銭的にも関わることなので手を出すことはなかった。
開いて閉じて、開いて閉じた。かちゃんと言う音が小気味よい。
玩具でがらくた。作ったモノを端に寄せ、周囲を軽く片付ける。気分転換は此処までだ。座して意識を束ねる。す、と息を吐く。

 リリリリリ

静けさを蹴破るかのように、電子音が空気を振るわせた。
そんな音を発する物など土蔵には無いはずなのに。閉じかけた目を開いて見渡せば、音同様、あるはずのない光源が点滅していた。
それは先程戯れに作った携帯電話。中身のないハズのそれはまるで本当の携帯電話のように着信の知らせをあげている。
恐る恐る持ち上げて開く。画面は変わらず黒。しかしそれは先程までとは違い、画面は光を放ち薄暗い土蔵を照らし出していた。
震える指が、通話のボタンを押した。
耳にそっと押し当てる。

「…もしもし?」

ざー、と微かなノイズじみた雑音。その向こうで、微かな息の音。

「もしもし、もしもし?」

「………繋がっているのか?」

確かに聞こえた、声。






時間切れ。続くのかしらコレ。
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