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日々の独り言。
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最近は汗ばむ陽気で衣替えをしていない箪笥では日中着る服が無かったのです、が。今日は雨が降ってだいぶ冷え込みました。セーターとトレーナーしか入っていない箪笥でも問題ありませんでした。半袖を出さねば…。
気候がかなり変な今日この頃。寒暖の差も激しくともすれば体調を崩しがちですが、無駄に元気です。精神面はぐだぐだぼろぼろですがねっ。一人暮らししたーい。

以下、昨日の小話の続きです。言い忘れていたのですが、一応アタラクシアの時系列です。…多分。

腕を引かれサウナを出る。汗ばんだ身体には浴場の湯気すら肌寒い。

「何なんだよ、ったく。勝手に引きずり込んで勝手に引っ張り出して」

「…貴様は分からんかったのか」

「は?」

「他の客がどんな目で見ていたか」

はて。と思い返す。そう言えば幾人かの客がアーチャーの方をちらちらと盗み見る様にしていたか、と思う。

「あー、お前良い体してもんな。男から見てもうらやましいと思うぞ」

「そんな健全な視線か、あれが」

「どんな視線だったんだよ」

「……、貴様を引きずり込む前はもっと露骨だった。隙あらば隣に座られるし、あからさまに触りにくる輩もいた」

「…………それって」

つまりは、男に誘いを受けたと言うことですか。いや、うん。ある意味男うけがイイで間違ってはいないけど、あまりそんな事で人気者にはなりたくねぇよな。合掌。

「あまりにも煩わしかったのでな、偶然目の前を通りかかった餓鬼を隣に座らせた。それで、ある程度はあちらも諦めてくれたようだ」

「…は?」

「こんな餓鬼を相手にしていると思われるのも癪だったが、まぁ致し方あるまい」

「ちょっと待て、お前。勝手に俺を相手役にしたのか!?」

「他の客がどう思ったかは知らんが、まぁそう思われたのかもしれんな」

「ざけんなーっ!! うわあぁ、ホモに思われた…」

頭を抱えてのたうつ。誰に何をどう訂正したいのかさっぱり分からないがとりあえず何か違うんだと叫びたい衝動。とりあえず、詳しさ紛れに何の悪びれもしないアーチャーに横の水風呂からすくった冷水をぶっかけた。





うん、たぶんサウナってそんなホモばっかり入ってるはずじゃないんだー。…偏見と誤解と誤認と妄想と後なんか色々。妙なクセに長い。
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