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日々の独り言。
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……………昨日の日記を見て。

クリア直後のテンションで勢いに任せて書いたのがよく分かる日記です。内心「やべぇこいつ…」とか思っちゃいますが昨日の己です。ありがとうございます(?)。
で、落ち着いてみて。プレイし直すんならKH COMからだなと思いました(真顔)(それは前々作です)(死亡フラグが悪化してます)(落ち着けてないんじゃねぇの?)
しかしPS2は起動するまでに気合いがいるんだよねー…。


兎にも角にも。ハガレンステイナイトです。此処は一体何サイトなのか分からなくなる前にハガレンステイナイトです。
…結局何サイトなのか分かんないネタだというオチでした。

つづきの所にネタを詰め込むと拍手の返信の置き場が無いんですよねー…。また明日返信しますね。




「アーチャー、ここの鍵を投影出来ないの?」

「オリジナルが無いとさすがな。それに、投影して此処を脱出したところでその先はどうする? 扉の向こうはまた軍人が控えているだろうし、脱出経路も不明。長く逃げ切れはせん」

「…俺、人体実験の材料なのかなー」

「シロウ、貴方は私が必ず守ってみせます」

かちゃん、とノブの回る音。続いて聞こえる靴音に、牢獄に誰かが入ってきた事が知れた。

「あーもうこれからどうするかって言ったってどうすんのよもー」

「遠坂ー投げやりになるなよー…」

「取り合えず今日の宿の心配は無くなったな」

「食事も出ると良いのですが」

ちゃりん、とぶつかる金属の音。ちょうど鍵の束を揺らしたような金属音に、牢獄に誰かが近付いてきたことが知れた。

「…アーチャーだって投影使ったから俺と一緒に実験材料なんだからな」

「は、扱いやすい実験材料を選ぶとしたら貴様が真っ先に解剖に決まっているだろうが」

「もしかして私もガンドのアレで目ぇ付けられてたりしないわよねー…」

「となると私も風王結界は不味かったのでしょうか…」

「……あんたら、ちょっとはこっち気にしろよ」

ぶすり、と不機嫌な声。四人が揃ってようやく目を向けた先にいた声の人物は金の髪に金の目。赤いコートを羽織ったエドワードだった。





「大佐ー。連れてきたぜ。ったく、人を下っ端扱いしやがって何様だアンタ」

「君の上官様に決まっているだろう? 同席させてやるだけでも感謝するものだよ鋼の」

牢屋から出された四人はエドワードに連れられ、応接室のような一室に通された。扉の正面の大仰な机に腰掛けたロイがエドを含めた五人を出迎えた。部屋の隅には大きな鎧が飾られている。

「待たせたなアル」

「ううん、あ、僕お茶持ってくるね」

鎧、アルフォンスは入れ替わるように部屋を出て行った。
椅子を勧められ四人がソファに腰掛ける。居心地悪そうに身を縮めた士郎がロイとエドワードを交互に見た。

「…あの、俺達どうなるんですか?」

「そう、その処遇についてもだけどね。まずは君たちの名前を入国者の記録から探してみたが、無かったよ」

「そうね。正統な手続きはしてないもの」

「おや、開き直るのかい」

「えぇしょうがないじゃない。まさかこんな事になるなんて思っても見なかったんだもの」

「こんな事というと、こうして軍に拘留されることかな」

「いいえこっちの話。それと、ねぇ。私の剣、返してくれない?」

牢屋の中で目を覚ました凜の手に宝石剣は無かった。セイバーが言うには軍が身元を知る手がかりか、もしくは何らかの危険物と判断し徴収したとの事だった。
もとの次元に帰るためには宝石剣は必要不可欠。此処から逃げるにしても、まずはそれを取り返しておかねばならない。

「剣? …あぁ、あれは剣というのかい? そうだね、君たちの態度如何によっては返してあげない事もない」

控えめなノックの音。エドワードがドアを開けると正面にお茶の乗った盆を持ったアルフォンスが待っていた。
人数分のカップと大きなポットを机に並べ順にお茶を注いでいく。四人は紅茶の嗅ぎ慣れた香りに改めて此処がどこだか分からなくなった。

「どうぞ」

「…ありがとうございます」

大柄な鎧に反して細やかで丁寧な所作に感心する3人と、それとは少し違う硬い表情のセイバーがカップを受け取る。
全員にお茶が行き渡り、士郎が丁寧に頂きますと言って飲んだ。

「あ」

「うん、美味しい」

「馬鹿士郎…」

「…」

三方から睨まれ士郎が狼狽える。

「な、なんでさ」

「アンタは知らない人に貰った物を疑いもせずに飲むんじゃない!」

「何か盛られていたらどうするつもりですかっ」

真っ向切って無礼な発言をする凜とそれに同意するセイバー。アーチャーに至っては士郎の行動にはもはや何を言うのも馬鹿らしいと言った体で鼻で笑っただけだった。

「何も盛っていない、と言ったところで信頼はして貰えないだろうね」

そういってロイは静かに自分の文のカップに口を付けた。

「これで良しにしてくれ。ポットは同じ物だから文句はあるまい」

「カップに盛るという手も考えられるがな」

「そ、そんなことしてませんっ!」

アーチャーの意地の悪い言葉にアルフォンスが慌てて首を振る。それを一瞥してアーチャーもカップに口を付け、それを確認してから他の二人もゆっくりとカップを傾けた。

「でぇ? 大佐、この人達は俺が預かって良いんだよなぁ?」

遅々として進まない会話に苛立ちを隠さないエドワードが、当初の会話の最終結論をあっけなく告げた。その言葉に四者四様の感嘆詞を上げながら、四色の瞳がロイに向く。

「―つまり、君達は不法入国者だ。よって軍によって拘留、または元の国に強制送還されなくてはならない。しかし、此処にいる鋼の錬金術師が君達と先程の錬金術について研究的な話しをしたいと申請している」

「研究って、俺解剖されたり、するんじゃないのか…?」

「? いや、俺はそう言うのは得意じゃ無いから。…それで分かるんならソレも良いかもしれないけど、失敗して結局何も分からなかったじゃ済まされないし、出来れば話し合ってあんたのその錬金術をモノにしたい」

ほうと士郎が胸を撫で下ろす。もしも解剖するのなら是非参加させて貰いたかった凜は少し複雑な心境で安堵の息を吐いた。

「不法入国者である君達にコレを拒否する権限は無い。よって、君達は国家錬金術師である彼を監視役に置き、ひとまず軍の留置所から、彼の滞在するホテルに移動して貰う。そこで彼の指示に従う事。行動は無論制限される。彼の監視下から離れることは当局への反逆行為と見なし、どんな目に会おうとも文句は言えない」

「滞在費については全面的に俺が持つ。あんた達にも都合があったとは思うから、こっちの研究に無理言って協力して貰うからには、なるべく不自由にはさせないし、出来る限りの要望には応えるつもりだ」

「以上だ。何か質問はあるかね?」

四人が顔を見合わせる。

「…取り合えず、滞在費持ってくれるのは助かるわ。私達、旅費も何も無い訳だし。そもそも通貨が分かんないし。しばらくは嫌でもここに滞在することになる訳だから、拠点は必要だわ。えぇ、私はそっちの指示に従うわ」

「身の危険が無い以上、これ以上彼らに反対する事は得策ではありません。私もリンの意見に異論はありません」

「ちょ、だからって遠坂。俺、研究に協力とか、どうすれば良いのか分からないぞ」

「凜が賛成する以上私達に逆らう権限はあるまい。それに、貴様の師は凜だ。研究とやらについて論ずるなら凜が率先するべきだろう」

「う。んなこと言ったって、私はあんた達の投影なんて説明できないわよ…」

「おや、私は凜さんが先程見せてくれた銃弾のない拳銃も気になるのだがね」

「何だソレ! アンタも錬金術師なのか!?」

「あぁー…、ややこしいことに…」

「もちろん、研究結果はこちらにも寄越して貰うぞ、鋼の」

「へぃへい監査の時にでもレポート提出してやっから大佐は黙ってろ。それと、そっちの金髪さんもさっきの見えない武器について教えて貰うからな」

「む、…どうしましょうか、リン」

「此処の錬金術と私達の魔術がどのくらい共通しててどのくらいかけ離れてるのか予想も出来ないけど、出来ることはしましょう。…あんまり余所様の世界に干渉しちゃいけないんだけど、とにかく此処は従わないことには元の次元に帰れそうにないわ。じゃあ、私達はこの子に付いていけば良いのよね?」

「この子って言うな!!」

「あぁ、出来れば大人しく従ってくれ。君達の技術は非常に興味深いからね。手荒な真似はしたくない。十分な研究の結果が得られれば、君たちが無事に出国できるよう手配しよう」

「…政治的取引って訳ね。分かったわ。良いわね、みんな」

三人がそれぞれに応えて、取引は成立した。

「それじゃ、エドワード君とアルフォンス君よね。しばらくお世話になるわ」

「よろしくお願いします」

「その、俺も頑張って研究の手伝いできるようにするな」

「…迷惑を掛ける」

「こっちこそ、よろしく」

「よろしくお願いします」

「私もたまには顔を出そう。食事くらいご一緒させて貰っても構わないだろう?」




こうして、異世界に迷い込んだ士郎、凜、セイバー、アーチャーは、その世界における国家錬金術師、エドワードとその弟アルフォンスと行動を共にすることとなった。
元の次元に帰るため、凜が魔力を貯蔵するために必要な期間は一ヶ月。果たして四人は何事も無く、無事に冬木市へと帰ることが出来るのか―


序章 了

***********

長ぇよ!!!!!

もれなく、士郎君、弓さん、剣ちゃん、アルフォンスが空気!!
凜ちゃんと大佐しか話してないYO!
そしてまた要らん文章がだらだらと…。お茶のくだりはいらないだろう!? 長ぇよ。
後半なんて本当に会話しか無いよ。だって誰も動かないんだもん…。台詞だけでキャラ表現って無理じゃね? 所により一人称被るし。6人中3人が私。内2人男。油断すると口調まで被る。この2人で会話は辛いょ…。


んで。この後にちゃんと宝石剣は返してもらいました。
取り合えずコレで一区切りということです。…頂いたネタが全く持って消化できていないので、今後は当初の目標通り、所々の場面描写でネタ消化としようと思います。…で、出来るかなぁ。頑張れ僕。頑張る僕!

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