溺愛不成

続・猫の話。

そんで昨夜。猫を置いてくると言って出て行った弟が帰ってきました。猫の声と共に。
…せめてその口塞いでから帰ってこいと、思ったけど。取り合えず聞かなかったことにしました。
まぁ部屋でこっそり隠しておいて三日後にでも何食わぬ顔して父さんに見せるのかなぁ。と思いつつ放置してみました。うん、僕なんにも知らないよ？

そんで今日。
帰宅して居間に入ると出迎えてくれた猫。
隠　す　気　ゼ　ロ　！？
弟を問いただせば。「いやぁ今朝見たら玄関にいた」てお前（笑）。僕はお前より先に家を出てるが見ていないというかそれ以前に昨夜の鳴き声に気付いていないとでも思っているのか…。
父さんに怒られるだろうが！　とチキンな僕がガクブルしていると、既に話はした模様。「迷い猫預かってます、的な広告を近所に貼って、一週間くらい飼い主が見つからなかった時、きちんと世話をするようなら飼っても良い」とのこと。真っ向から挑むんだねぇ弟、と感心。
内心すごく嬉しかったのですが。僕が、変に、…ツンデレしてたら弟が「反対なら良いよ置いてくるわ」とか言って外に。ああぁぁぁ………。馬鹿か　僕　　は　　orz

とか言ってたら一時間くらいした後に外に出た弟が「玄関にいた」と言って持ってくる。…そんで簡単に寄ってくるんだねぇその猫も。
今度こそわーいとか思いつつ、風呂に入っていたら。何か弟が外でにゃーにゃー言っている。
……………素で取り逃がしたよ弟

「…帰ったのかい？　猫」
「……うん」

凹


駄目姉弟！！
何度も外に放り出すから猫の方も何か察したのかな…。
以下拍手返信です。

リコウ 様


…猫、そんな感じです。良い案を頂いたのに申し訳ない…っ。あ、明日また会えたら良いなぁなんて自分勝手且つ儚い願いを抱きつつ。あぁ夢に見た猫のいる暮らしはどうにも叶わないのです。