日々の独り言。
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謎は全て解けた!!
分かったですよKANRO様! メルブラの謎が!!
MELTY BLOOD【タイトル】
本作のタイトル。ノベルゲーム・月姫を格闘ゲームにしたシリーズ。
一作目のMELTY BLOODは月姫から一年後の夏の物語をゲームにしたもの。三咲町に再び起きた吸血鬼騒ぎと、それを追って現れた少女・シオンを巡る物語。
二作目の『Re-act』はMELTY BLOODを元にした番外編。タタリの後始末、白いレンが巻き起こす一夜の夢を主軸にした、オールスターキャストによる格闘ゲームだ。
三作目にあたる本作『Act-Cadenza』はRe-actをさらに発展させた、”月姫の登場人物それぞれを主役にした”物語である。
はっはっは。つまり、メルブラって三作品あるんですねー。いや、初めて知りました。ワラキアさんのストーリーが見たくば一作目、白レンちゃんが見たくば二作目、ということですか。なーるほど……ハハハ。
うん、PC版買います。お金無いけど。しかし一作目は今入手できるんですかねコレ。
分かったですよKANRO様! メルブラの謎が!!
MELTY BLOOD【タイトル】
本作のタイトル。ノベルゲーム・月姫を格闘ゲームにしたシリーズ。
一作目のMELTY BLOODは月姫から一年後の夏の物語をゲームにしたもの。三咲町に再び起きた吸血鬼騒ぎと、それを追って現れた少女・シオンを巡る物語。
二作目の『Re-act』はMELTY BLOODを元にした番外編。タタリの後始末、白いレンが巻き起こす一夜の夢を主軸にした、オールスターキャストによる格闘ゲームだ。
三作目にあたる本作『Act-Cadenza』はRe-actをさらに発展させた、”月姫の登場人物それぞれを主役にした”物語である。
PS2版 MELTY BLOOD 説明書内 月姫用語辞典 ヨリ
はっはっは。つまり、メルブラって三作品あるんですねー。いや、初めて知りました。ワラキアさんのストーリーが見たくば一作目、白レンちゃんが見たくば二作目、ということですか。なーるほど……ハハハ。
うん、PC版買います。お金無いけど。しかし一作目は今入手できるんですかねコレ。
「あれがオリオン座。冬の代表的な星座だな」
コートに毛布。ポットにコーヒー。懐中電灯と星座盤。吹きさらす北風の中、グレン老と二人で屋根に登ってこうして星座を眺めている。
今夜は雲も少なく、夜も更けた今、街の灯りも少なくなり、星を見るにはなかなかの条件だった。
「えー、っと。じゃああっちが兎座、かな?」
「そうそう、で、その隣が大犬座。その鼻先が一等星のシリウスだ」
二人して懐中電灯片手に星座盤とにらめっこをしつつ星を眺める。占星術として星を睨むこともあるが、こうして何も考えずただその輝きを眺めるというのも良い物だなぁと思いつつ空を仰ぐ。
吹く風に、寒気を感じた。
グレン老に気取られぬよう、そっと首を巡らす。強い魔力が風に乗って大気を振るわせている。振り返って、背後。
ふわん、と山の上で光の輪が咲いた。そしてソレは一瞬で収縮し一点の光の粒となり、レーザー砲の如くに軌跡を残しながら山に向かって打ち付けられた。
「…っ!」
それは凝縮された魔力による攻撃だった。今、あの山頂で攻防が行われている。光の輪は瞬く間に咲き広がり、いくつもの輪が収縮し、放たれ、また咲いた。
圧倒的な攻撃。見ただけで震えそうなほどの強大で膨大な魔力。それを惜しげもなく放つのは、光に浮かび上がる妖翼。
「ウェイバー?」
静かになったこちらを気遣うようにグレン老が声を掛ける。直ぐさま、何でもないと返事をし、その光景が見えぬように視界を遮る。余計な物は見せてはいけない。目撃が悟られれば無意味に殺されることもあろう。不安要素は無い方が良い。
「で、北極星が…」
「お爺さん! ろ座ってなんだろうね!!?」
今まさにその光景のある方角の空に向こうとするグレン老を無理矢理また反対方向に向ける。星座盤を突き付け、南の空を指す。
「ろ座か。ろ座と言うのは炉座と書くんだが、パイプで結ばれた2つのガラス製実験器具が、炎の燃えさかる炉の上に乗っている絵が星座図では描かれるんだ。炉といってもな、生活用のかまどや、暖炉のようなものじゃあない。化学実験に使われる加熱用の炉のことだとか」
グレン老の星座解説講座開催中。その間にも山の上では光の雨が降り注ぐ。山の上からの攻撃に、下に居るであろうと思われる方からは何の反撃もない。一方的な攻撃。そろそろ決着はついているんじゃ無いか? けれど雨は止まない。
「大熊座は、…む、良く見えんな。ウェイバー、ちょっと老眼鏡を取ってくる」
「あ! お爺さん!」
背後にあった天窓に向かうグレン老。そのまま視線を上げれば、山の上の風景に視線をやることになり―
「おお、流れ星か」
光の花は咲き止み、山頂から一直線に妖翼目掛けて貫くような一撃が見舞われた。それは目標をねじ切り、さらに空の彼方へと消えていった。
「何か願い事は出来たか?」
「え、…あ、何にも」
それきり山の上は静かになった。どうやらそれきりその闘いは終わったらしい。
それでも、一度気付いてしまった物を見なかったことには出来なかった。あの山には、異常なまでの魔力が満ちている。地脈の流れは山に向かい、蓄えられているのだ。
***********
萌を抱いて轢死するんだ…。そんな深夜。
星座についてつい調べてしまいましたよ…。
コートに毛布。ポットにコーヒー。懐中電灯と星座盤。吹きさらす北風の中、グレン老と二人で屋根に登ってこうして星座を眺めている。
今夜は雲も少なく、夜も更けた今、街の灯りも少なくなり、星を見るにはなかなかの条件だった。
「えー、っと。じゃああっちが兎座、かな?」
「そうそう、で、その隣が大犬座。その鼻先が一等星のシリウスだ」
二人して懐中電灯片手に星座盤とにらめっこをしつつ星を眺める。占星術として星を睨むこともあるが、こうして何も考えずただその輝きを眺めるというのも良い物だなぁと思いつつ空を仰ぐ。
吹く風に、寒気を感じた。
グレン老に気取られぬよう、そっと首を巡らす。強い魔力が風に乗って大気を振るわせている。振り返って、背後。
ふわん、と山の上で光の輪が咲いた。そしてソレは一瞬で収縮し一点の光の粒となり、レーザー砲の如くに軌跡を残しながら山に向かって打ち付けられた。
「…っ!」
それは凝縮された魔力による攻撃だった。今、あの山頂で攻防が行われている。光の輪は瞬く間に咲き広がり、いくつもの輪が収縮し、放たれ、また咲いた。
圧倒的な攻撃。見ただけで震えそうなほどの強大で膨大な魔力。それを惜しげもなく放つのは、光に浮かび上がる妖翼。
「ウェイバー?」
静かになったこちらを気遣うようにグレン老が声を掛ける。直ぐさま、何でもないと返事をし、その光景が見えぬように視界を遮る。余計な物は見せてはいけない。目撃が悟られれば無意味に殺されることもあろう。不安要素は無い方が良い。
「で、北極星が…」
「お爺さん! ろ座ってなんだろうね!!?」
今まさにその光景のある方角の空に向こうとするグレン老を無理矢理また反対方向に向ける。星座盤を突き付け、南の空を指す。
「ろ座か。ろ座と言うのは炉座と書くんだが、パイプで結ばれた2つのガラス製実験器具が、炎の燃えさかる炉の上に乗っている絵が星座図では描かれるんだ。炉といってもな、生活用のかまどや、暖炉のようなものじゃあない。化学実験に使われる加熱用の炉のことだとか」
グレン老の星座解説講座開催中。その間にも山の上では光の雨が降り注ぐ。山の上からの攻撃に、下に居るであろうと思われる方からは何の反撃もない。一方的な攻撃。そろそろ決着はついているんじゃ無いか? けれど雨は止まない。
「大熊座は、…む、良く見えんな。ウェイバー、ちょっと老眼鏡を取ってくる」
「あ! お爺さん!」
背後にあった天窓に向かうグレン老。そのまま視線を上げれば、山の上の風景に視線をやることになり―
「おお、流れ星か」
光の花は咲き止み、山頂から一直線に妖翼目掛けて貫くような一撃が見舞われた。それは目標をねじ切り、さらに空の彼方へと消えていった。
「何か願い事は出来たか?」
「え、…あ、何にも」
それきり山の上は静かになった。どうやらそれきりその闘いは終わったらしい。
それでも、一度気付いてしまった物を見なかったことには出来なかった。あの山には、異常なまでの魔力が満ちている。地脈の流れは山に向かい、蓄えられているのだ。
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萌を抱いて轢死するんだ…。そんな深夜。
星座についてつい調べてしまいましたよ…。
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