日々の独り言。
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コンビニで見かけた文庫本を衝動買いしてしまいました。
『伝説の「武器・防具」がよく分かる本』
目次を見ると第一にエクスカリバー。続いてデュランダル。さらにはグラム、フラガラック、カラドボルグ、干将と莫耶、アゾット剣、物干し竿……。他聞き覚えのある武器多数。
うっかり萌えた。キュンとしました。あまりこういう武器やらに思い入れをする属性は無かったはずなのですが、気が付くとこういう武器系にも反応できるように成っている自分。主にFate/の御蔭。
この本に載ってる剣を片っ端から弓さんに射て貰いたいです。あと挿絵多いので資料用にも使えそう。良い本…。
『伝説の「武器・防具」がよく分かる本』
目次を見ると第一にエクスカリバー。続いてデュランダル。さらにはグラム、フラガラック、カラドボルグ、干将と莫耶、アゾット剣、物干し竿……。他聞き覚えのある武器多数。
うっかり萌えた。キュンとしました。あまりこういう武器やらに思い入れをする属性は無かったはずなのですが、気が付くとこういう武器系にも反応できるように成っている自分。主にFate/の御蔭。
この本に載ってる剣を片っ端から弓さんに射て貰いたいです。あと挿絵多いので資料用にも使えそう。良い本…。
天気も良いので散歩がてら大橋の公園までやってきた。
冬とはいえ真昼の太陽は温かく、周りを見ると子供連れの家族やカップルの姿も少なくはなかった。
その中で、この国では珍しい金糸の髪を見た。清楚な服を着て歩く姿は、本来の姿を知る者からは、銀の鎧を纏うその姿を知るものからすれば思いも寄らないほどにあどけない少女のものだった。
「セイバー?」
思わず驚愕が声に出た。どうして、アーチャー同様この騎士王までもが現世に未だ残り続けているのか。
こちらの声に気付いたのか、騎士王ははたとこちらに視線を向ける。
「ライダーの、マスター? 何故此処に?」
「それはこっちの台詞だ。どうして」
「私は此度の聖杯戦争に、再びセイバーとして招かれました。…あなたは、誰のマスターですか?」
あぁやっぱりアーチャーと同じ理由なんだなと感嘆しかけた時、セイバーの問いに殺気を覚える。その視線は、10年前スーツに身を包み男装をしていた時のように、聖杯を求め勝利に餓えた獅子のものだった。
「勘違いするな。こちらは今回の戦争には無関係だ。誰かのマスターでも無ければ、誰かの味方でも救援でも敵でも何でもない。何なら、令呪でも探させれば気が済むか」
両手を挙げて全面降伏。昼間の公園で襲いかかってくるような相手でないことは知れている。この騎士王はこちらに不審な要素さえなければ無闇に無辜の民を傷つけない高潔な王だ。
10年もすればこちらも少しは成長する。サーヴァント相手とはいえ無条件に怯えるほど柔ではない。つもりだ。
「そう、だ。セイバー、聞きたいことがある」
「私のマスターについては何も語るつもりはありません」
「いや、今回の聖杯戦争の事はいい。前回の聖杯戦争。あの時、聖杯は誰が手にしたんだ?」
その問いかけに、騎士王から表情が失せた。元よりそう多くの感情を見た訳ではないが、それでも、騎士王という誇りを全て失ったかのような色あせた瞳が悲痛だった。
「聖杯は、壊しました」
「な! 誰が!? どうして!」
「私が壊しました。それが令呪により命じられた」
「え…? じゃ、あ。この街にある聖杯は…? 今回の聖杯戦争はどうしてあるんだ」
「…この街には聖杯がある。それは確かです。だから私は召喚された」
さらなる問いを続けようと口を開こうとしたとき、騎士王を呼ぶ声にそれは断ち切られた。
少年が走り寄ってくる。彼がマスターなのか。今回の聖杯戦争はどうやら平均年齢がかなり低いのではないだろうか。
「セイバー、どこまでゴミ捨てに行ってたんだ?」
「あ…、すみませんシロウ」
「? この人は」
少年がこちらを向く。身長は贔屓目に見て同じくらい。
「いや、この子が道に迷っていたようだったので、声を掛けただけですよ。友達が見つかって良かった」
そう言い残しその場を去る。観客は観客。主人公達に関わってはいけない。
それにしても、前回の聖杯戦争。その結末を自分だけが知らない。けれど、あの騎士王があんな瞳をするくらい。それは嫌な終わりだったのだろう。
***********
ウェイバーは士郎君よりちょっと背が低い。髪はちょと伸ばして後ろか横で縛ってる。冬なのでちょっと長めのコート着て。
イスカンダルみたいに髭伸ばそうとしたけどあんまりにも似合わないものだから諦めてペルシア柄のもの身につけてるんだ。うへへ、超妄想…。
冬とはいえ真昼の太陽は温かく、周りを見ると子供連れの家族やカップルの姿も少なくはなかった。
その中で、この国では珍しい金糸の髪を見た。清楚な服を着て歩く姿は、本来の姿を知る者からは、銀の鎧を纏うその姿を知るものからすれば思いも寄らないほどにあどけない少女のものだった。
「セイバー?」
思わず驚愕が声に出た。どうして、アーチャー同様この騎士王までもが現世に未だ残り続けているのか。
こちらの声に気付いたのか、騎士王ははたとこちらに視線を向ける。
「ライダーの、マスター? 何故此処に?」
「それはこっちの台詞だ。どうして」
「私は此度の聖杯戦争に、再びセイバーとして招かれました。…あなたは、誰のマスターですか?」
あぁやっぱりアーチャーと同じ理由なんだなと感嘆しかけた時、セイバーの問いに殺気を覚える。その視線は、10年前スーツに身を包み男装をしていた時のように、聖杯を求め勝利に餓えた獅子のものだった。
「勘違いするな。こちらは今回の戦争には無関係だ。誰かのマスターでも無ければ、誰かの味方でも救援でも敵でも何でもない。何なら、令呪でも探させれば気が済むか」
両手を挙げて全面降伏。昼間の公園で襲いかかってくるような相手でないことは知れている。この騎士王はこちらに不審な要素さえなければ無闇に無辜の民を傷つけない高潔な王だ。
10年もすればこちらも少しは成長する。サーヴァント相手とはいえ無条件に怯えるほど柔ではない。つもりだ。
「そう、だ。セイバー、聞きたいことがある」
「私のマスターについては何も語るつもりはありません」
「いや、今回の聖杯戦争の事はいい。前回の聖杯戦争。あの時、聖杯は誰が手にしたんだ?」
その問いかけに、騎士王から表情が失せた。元よりそう多くの感情を見た訳ではないが、それでも、騎士王という誇りを全て失ったかのような色あせた瞳が悲痛だった。
「聖杯は、壊しました」
「な! 誰が!? どうして!」
「私が壊しました。それが令呪により命じられた」
「え…? じゃ、あ。この街にある聖杯は…? 今回の聖杯戦争はどうしてあるんだ」
「…この街には聖杯がある。それは確かです。だから私は召喚された」
さらなる問いを続けようと口を開こうとしたとき、騎士王を呼ぶ声にそれは断ち切られた。
少年が走り寄ってくる。彼がマスターなのか。今回の聖杯戦争はどうやら平均年齢がかなり低いのではないだろうか。
「セイバー、どこまでゴミ捨てに行ってたんだ?」
「あ…、すみませんシロウ」
「? この人は」
少年がこちらを向く。身長は贔屓目に見て同じくらい。
「いや、この子が道に迷っていたようだったので、声を掛けただけですよ。友達が見つかって良かった」
そう言い残しその場を去る。観客は観客。主人公達に関わってはいけない。
それにしても、前回の聖杯戦争。その結末を自分だけが知らない。けれど、あの騎士王があんな瞳をするくらい。それは嫌な終わりだったのだろう。
***********
ウェイバーは士郎君よりちょっと背が低い。髪はちょと伸ばして後ろか横で縛ってる。冬なのでちょっと長めのコート着て。
イスカンダルみたいに髭伸ばそうとしたけどあんまりにも似合わないものだから諦めてペルシア柄のもの身につけてるんだ。うへへ、超妄想…。
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