日々の独り言。
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何か色々ギブアップしてました。別に何がと言うわけでは無いのですが。
金曜ロードショー見てたら日記書くのが遅くなってしまいました。デスノってすごい話ですよねー。
拍手返信です。
KANRO 様
PC版をやらないことにはシオンもワラキアさんも白レンも話が全く分からないのですよ…。白レンと七夜の関係をドラマCDを聞いて初めて知りました。白レンがすごい可愛かったので、なんとしてもPC版をプレイするのです!! クリアは、できる、かな…(汗)
金曜ロードショー見てたら日記書くのが遅くなってしまいました。デスノってすごい話ですよねー。
拍手返信です。
KANRO 様
PC版をやらないことにはシオンもワラキアさんも白レンも話が全く分からないのですよ…。白レンと七夜の関係をドラマCDを聞いて初めて知りました。白レンがすごい可愛かったので、なんとしてもPC版をプレイするのです!! クリアは、できる、かな…(汗)
少し遠出して駅前で買い物していたところ、信じられない物を見た。あまりにも信じられなかったので見なかったことにした。見なかったことにしたかった。
「何だ忠臣。久しいな」
声を掛けられてしまった。全身から金色のオーラを発しつつ高級ブティックから出てきたいつぞやの英雄王は、最後にあったときと変わらぬ姿で目の前に現れた。
有り得ない。サーヴァントが10年も前から現界しているなんて。あぁ、今回も召喚されたのか。そうか。そうだよね。うん。それがどんなに天文学的数字の確率であってもそう信じたい。
「しばらく見ないと思ったが、何だ、こっちに来ていたのか。よし、暇潰しに付き合え」
「へ? え!? ちょっと待て、何だ!? 何だコレ!!?」
わしっと首根っこ引っ掴まれてずるずると店内を闊歩する英雄王。助けてくれ。訳が分からない。色々な状況が情報が状態が脳内で整頓できません。
数時間後。様々な店内を物色しまくり冷やかしまくり挙げ句何も買わないと言った、傍若無人をそのまま人間の形にしたかのような男の隣に付き添い続けるという苦行をなしえた僕は、最後に入った喫茶店でカフェオレを飲みつつぐったりとしていた。店員の冷ややかな視線に耐え続けるというのはなかなか精神的に辛かった。
「全く、ろくな品物が無いな此処には。この世は我の時代から何千年とたったというのに、まだまだ我の宝物庫には遠く及ばんな」
「か、帰りたい…」
「まぁ待て忠臣。茶ぐらい大人しく付き合えないのか」
というかそもそも何で僕は、仇と、言えるような相手とこんな風にお茶を飲んでいるのか。
しかし何というか、以前対峙した時とは違う。殺気が無くなっているというか。どこか、炭酸の抜けたジュースみたいな。
「ここで面白い物と言ったら、やはり聖杯だな」
「聖杯、そうだ。10年前の戦争で、誰が聖杯を手にしたんだ? お前が勝って、聖杯を手にしたんじゃないのか?」
と、唐突に軽快なメロディーが流れる。英雄王
は手慣れた動作でポケットから、これまた金色の携帯電話を取り出した。かんっと開いて表示を見てめんどくさそうに電話に出た。
「…あぁ。そうか。……分かった」
そう言って、本当に楽しそうな残忍な笑みを口の端に浮かべた。その笑みは無邪気な、しかしそれ故に無慈悲な十年前と同じものだった。寒気がした。
「さて、我もそろそろ舞台に上がるとするか」
「ちょ、待てよ! 十年前の、聖杯はどうなったんだ!?」
立ち上がり背を向ける英雄王に声を掛ける。首だけで振り返り、楽しそうに、これから始まる戦争を期待するように笑って答えた。
「お前は参加しないのだろう? それは教えられないな」
そのまま英雄王は去っていった。後にはお茶の伝票だけが残された。
***********
どきどき英雄王とお買い物。変なフラグ立ててるよこの人。
しまった、ギルガメッシュがウェイバーを何て呼んでるのか分からない。でもこう呼んでたらいいな、って妄想で。
「何だ忠臣。久しいな」
声を掛けられてしまった。全身から金色のオーラを発しつつ高級ブティックから出てきたいつぞやの英雄王は、最後にあったときと変わらぬ姿で目の前に現れた。
有り得ない。サーヴァントが10年も前から現界しているなんて。あぁ、今回も召喚されたのか。そうか。そうだよね。うん。それがどんなに天文学的数字の確率であってもそう信じたい。
「しばらく見ないと思ったが、何だ、こっちに来ていたのか。よし、暇潰しに付き合え」
「へ? え!? ちょっと待て、何だ!? 何だコレ!!?」
わしっと首根っこ引っ掴まれてずるずると店内を闊歩する英雄王。助けてくれ。訳が分からない。色々な状況が情報が状態が脳内で整頓できません。
数時間後。様々な店内を物色しまくり冷やかしまくり挙げ句何も買わないと言った、傍若無人をそのまま人間の形にしたかのような男の隣に付き添い続けるという苦行をなしえた僕は、最後に入った喫茶店でカフェオレを飲みつつぐったりとしていた。店員の冷ややかな視線に耐え続けるというのはなかなか精神的に辛かった。
「全く、ろくな品物が無いな此処には。この世は我の時代から何千年とたったというのに、まだまだ我の宝物庫には遠く及ばんな」
「か、帰りたい…」
「まぁ待て忠臣。茶ぐらい大人しく付き合えないのか」
というかそもそも何で僕は、仇と、言えるような相手とこんな風にお茶を飲んでいるのか。
しかし何というか、以前対峙した時とは違う。殺気が無くなっているというか。どこか、炭酸の抜けたジュースみたいな。
「ここで面白い物と言ったら、やはり聖杯だな」
「聖杯、そうだ。10年前の戦争で、誰が聖杯を手にしたんだ? お前が勝って、聖杯を手にしたんじゃないのか?」
と、唐突に軽快なメロディーが流れる。英雄王
は手慣れた動作でポケットから、これまた金色の携帯電話を取り出した。かんっと開いて表示を見てめんどくさそうに電話に出た。
「…あぁ。そうか。……分かった」
そう言って、本当に楽しそうな残忍な笑みを口の端に浮かべた。その笑みは無邪気な、しかしそれ故に無慈悲な十年前と同じものだった。寒気がした。
「さて、我もそろそろ舞台に上がるとするか」
「ちょ、待てよ! 十年前の、聖杯はどうなったんだ!?」
立ち上がり背を向ける英雄王に声を掛ける。首だけで振り返り、楽しそうに、これから始まる戦争を期待するように笑って答えた。
「お前は参加しないのだろう? それは教えられないな」
そのまま英雄王は去っていった。後にはお茶の伝票だけが残された。
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どきどき英雄王とお買い物。変なフラグ立ててるよこの人。
しまった、ギルガメッシュがウェイバーを何て呼んでるのか分からない。でもこう呼んでたらいいな、って妄想で。
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