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日々の独り言。
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何かシフトの都合上うっかり奇跡の2連休が発生したので、折角だからちょっと旅でもしちゃおうぜ☆ って僕が言うモノだから旅しちゃいました。
ぶらり日帰り温泉の旅 Theノープラン

以下旅日記です。他愛もない事しか書いてないので、ものすっごい暇な方はドウゾ。ものすっごい長いです。
行き当たりばったり からの 行き倒ればったり


ひゃほう。
九時に家出るって言ってたのに起きたの十時なんだぜ。どうしてこうも毎回毎回旅するときは寝坊するんだろうね僕は。
でも行く。

電車一本で行ける山奥に、地元じゃそこそこ名前の有名な温泉街があるのでそこら辺に狙いを定めてレッツゴー。
地元じゃメジャー?なローカル路線。電車のドアが何と手動。たまにドアが自動だと思いこんだ人が、ドアが開くのを待っていたら目的の駅を降り過ごすという。その前に地元の人が大体見かねて開けてくれたりするんだけどね。
さて。…あれ? 目的地手前で電車が終点だよ? しかもその先に行くための電車が次に来るのが50分後だよ?
大人しく待ちます。で、やっと来た電車に乗り込み、揺られる。目的地2駅前が終点でした。…路線は一本なのになぁ。どうしてこんなに着かないのか…。山奥なんです目的地。
僕「すみませーん。この先に行く電車って次は何分に来ますかー?」
駅員さん「え」
驚かれたよ。
駅員さん「…っと、次は、…2時間後ですね」
マジですか? マジですよ(爆笑)。
そりゃ驚くよね。うん。
目的地まではあと二駅。此処まで来ておいて帰るのは悔しい…。と、駅を出たところにちょうど暇そうなタクシーの運ちゃん発見。
僕「すんませーん。○○温泉までってこっからどのくらいかかりますかねー?」
運ちゃん「ん? そうだなぁ、10分くらいかな」
何て言うか。こんな平日の真っ昼間に一応若い女が温泉に行くためにタクシーに1人乗り込むって阿呆のようだなぁと思いつつ。もはや意地ですね。うわぁ…、このタクシー代だけで目的地の温泉の往復と日帰り温泉に入れるわ……。超無駄な出費☆ 下調べって大切だねっ。
良い運ちゃんでした。


目的地到着。
ちなみに始めに目指していた駅はコレです。



ご覧の通り、ここは山奥の田舎です。…なんの建物よコレ。駅だよ。
さて、電車はぐだぐだでしたが、一応行こうと思っている温泉はネットで調べたんですよ。寂れてはいますが一応温泉街なので旅館はたくさんあります。
その中で僕が選んだ日帰り温泉はこちら!
って所が本日休業ってもうどんなオチだよ!? 定休日ちゃんと調べたのに何故に定休日じゃないハズの本日休業!? これぞ田舎クオリティ!
仕方がないのでふらふらします。お昼ご飯もそこで食べるつもりだったけど、うーんどうしよう。
と思ってたらおみやげ屋さん発見。そこで軽食もやってるそうなのでお昼ご飯にしました。
蕎麦が旨い…。ちゃんとした蕎麦って感じの蕎麦。手打ちっぽさが堪りません。あとこの辺りの郷土料理の五平餅というやつ。…まぁ、家の近所のスーパーでも売ってたりしますが(県内だからね)。うん、本場で食べると美味しい。

さて、お腹も膨れたので。近隣を散策してみましょう。ちなみに人っ子1人いません☆ 僕絶賛不審人物だねっ。
温泉街の裏手にはちょっとでかい川があります。渓谷って感じの。吊り橋渡ってみたりします。



吊り橋からの風景。…地元から一時間ちょっとでこんな光景。あぁ、空気うまー。山と川の匂いー。
んで、この正面に見える(見え辛いけど)岩が何か天然記念物だそうな。うん、登ってみた。…いや、何か普通の道の横に人1人がやっと通れそうな半獣道があってね。それをずんずん歩いていったら、気が付いたら登ってた。ははは、やべぇ此処観光客が来て良いところか? 
…多分、釣り人とかが来るような(釣り人とかしか来ないような)、穴場ちっくな河原見つけたよ。夏になったら川遊び出来そう。ていうか取り合えず平らな石を投げて水面跳ねさせて遊んできた。童心いぇーい! 1人楽しすぎるぜーっ!! 

はぁはぁ…。何でこんなに息切らしてまで川に降りてんだろう僕は。結構な山道でね…。
見事汗だくになったので、当初の目的の温泉に。
…当初の目的の旅館は休みだった訳ですが。おみやげ屋のおばちゃんが「○○(旅館名)も日帰り温泉やってるよー」と親切に教えてくれたので早速行ってみました。
かぽーん。
あぁ温泉…。日本人の心だねぇ…。ちなみに周りに客が居ないぜ。初めは1人居たけど途中で出て行ったんだぜ。のびのび…。露天風呂で空見ながらぼけーっとします。裏手にある川の滝の音と鳥の声しかしません。わぁ、ホーホケキョッとか言ってる。のどかー…。

すっきりさっぱりして歩いていると、先程の土産物屋の前で呼び止められる。
おばちゃん「お姉ちゃん! 眼鏡忘れてる!!」
…僕はボケ。ありがとうおばちゃん。

帰りの電車まで時間があるのでもう一散策。…電車、一時間に一本くらい。ある方だけど、温泉街としては、無いのでは…。
渓谷散策。ささやき小径とかいうものがあったので、遊歩道かなぁと思い進んでみるが、甘い。
というかそもそも川の横の柵の隙間にある階段なんて、普通通ろうとは思わないよ!? 立ち入り禁止されてるみたいな所に階段あるんだもん! 入ったけどね!!
道に沿ってざくざく進む。落ち葉が積もって足が沈むよぅ…。肩幅程度の手すりもない橋(ていうかコンクリートの柱が渡してあるだけ)が小さいけど落差3mくらいある滝のちょうど真上にあるんだよぅ。落ちたらどうすんのこれ…。渡るけど。
そしてこんな状態に



…怖いよ。実際は5m位で通り抜けられるただのトンネルなんですけど。やっぱり人1人分の幅なんだよ…。
ざくざく進みます。取り合えずこの道の終着点を見たいのです。ざくざく。ざくざく。ざくざく。…道が水没してます。ざくざく。ざくざく。道の横の木が道を浸食してます…。ざくざく。階段を下りてからずっと川縁を歩いていましたが、ここに来て上り階段を発見。じゃぶじゃぶ。…なぜ、階段の上から水が流れてきている……?
登ります。此処まで来て戻れません。そして登り切った先に―。…何か推定元市民プール(極小)みたいな貯水池(みたいに既になっている)ところに着きました。
…コレは、新手の廃墟じみた薄暗さが……っ。怖い…。藻で水深がすごい浅くなってる。うひぃぃ…何か水面が跳ねましたがっ!? 水が黒緑! 草が生えまくったプールサイドのコンクリートが荒涼間を盛り上げてます! 荒む! 心が荒むよ!!

時間も程良くなったので速攻戻ります。来た道を。もうこの先に進んだら元の場所に戻れない気がします。道に迷うっ。
ぜぇぜぇ…。どうして、さっき、汗を流してさっぱり☆したばっかりなのに、また、汗だくになってるんだろ…。
何とか普通の道に戻ったところで、見知らぬ人に呼び止められます。な、何事!?
お姉さん「あの、さっきのおみやげ物屋さんで眼鏡忘れられてましたよ」
…ぁ、うん、その、…すんませn  さっき貰ったんで大丈夫でsy


まぁ。そんな感じの旅でした。
あとトイレ入ったら中に燕が二羽もいたとか、そこら辺に猫たくさんいたとか、吊り橋で心の中がひぐらししてたり、川縁でお弁当食べてた寂しさ一杯のスーツ姿の兄ちゃんとか、足湯眺めたり、温泉スタンド「100リットル100円」見つけたり、とにかくもりだくさんな道行きでした。
こういうとんでもなく無茶苦茶で杜撰な旅をして、もう心の底からすっごい楽しかった! って思える自分が幸せだなぁと思います。また暇が出来たら行こう。近いし。安いし(タクシー使わなければ…っ)。
最後にもう一枚写真。道端にあった看板。



…何かインパクトがあったからつい。
しかも休みだったよ案内屋さん。
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