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日々の独り言。
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こんばんわっ!
今夜も素敵に無敵、かつ無意味に無意義にイカれてます僕です。基本はポエマーです。
テンションが高いのは恥ずかしいからです。

何か、いつも通り ふわっ と思いついたネタが酷かったので ざくっ と書き散らしてみました。皆様、 さらっ と流していただければ幸いです。
…こういう前振りを僕がしたときは多分本当にどうしようもないネタだよなぁ。ちなみに一応弓士です。…弓×士(弓)×士。何ですかこの不思議計算式。
な、何て言うか、受弓が苦手な方は見ない方が良いかもしれな、い? どうなんですか。でもだって。
サブタイトルを付けるとしたら『未来おれ過去あいつ過去あいつ未来おれで!?
ははは混☆沌! 小さくて読みづらいよ…。ということで文字大きくしてみたら羞恥心が倍になったよ……っ。

そんな感じの以下小話です。


色の無い夢を見る。
いつかの頃の 夢を見る。

低い視点。見上げる男は逆光でよく見えない。
けれど不安はない。心の中は穏やかで、その手の平を頬に受けると安堵に溜息が漏れた。そっとすり寄る。

心地良い、ぬるま湯のような夢。
あるいは とうに無くなった遠くの記憶。

胸の中に抱き込まれ、苦しいくらい。
けれど辛くはない。それよりも胸の奥がじぃんと暖かくて、応えるように離れぬように抱き返す。
触れ合いは稚拙な物からゆっくりと大人の所作にと変わっていく。
嫌悪感はない。心臓が鼓動を早めていくのを、あぁ期待しているのだなと、他人のように思った。

白と黒と灰色で出来た。色の無い夢の中、覆い被さる男は目も髪は白いのに、はだけたシャツの中から覗く肌は色の濃い灰色。男の胸をなぞる自分の手がソレに反してやけに白く見えた。触れられれば自分の肌の白色が濃い色に浸食される。おかされる。
小さい、自分の、手。…こんな手だっただろうか。
濃い灰色の手が自分の唇に、胸に、下肢に、触れる。ぞくり。込み上げるのは偽りようもない欲情。

詰め込まれるような酷い圧迫感に息が詰まる。胸が満ちる。
音も無い夢の中、引き攣れる喉はきっとあられもない声を上げている。それでも、喘ぎの中で息を切らせて必死に呼んでいた。名前。
それは 自分 の― 







呼び声に眼が覚めた。

「……」

夢の名残がまだ身体に残っているような酷い違和感。吐き気がするくらい思いがけず、触れられた感触もいれられた感覚も覚えている。
転がっていた身体を起こし、寝起きの鈍い頭を抱えてつい重い溜息をついてしまう。
夢、など自分が見るはずがない。

「…アーチャー? 大丈夫か?」

こちらを覗き込むのは不安げな金色の瞳。
どうして士郎がそんな顔をしているのか知れず、首を傾げる。

「あぁ…、どうかしたか?」

「どうしたもなにも、何かうなされてたぞ。…その、変な夢でも見たのか?」

微妙に口ごもったような言い方。少し困ったような顔で、士郎はこちらの目の前で手の平をひらひらと振った。

「…夢など見るはずがないだろう。サーヴァントが」

そう、私は夢など見ない。
見たとしたら、それは 記録。

「……っ」

あまりの事に目が眩みそうだった。
と、言うことは何か? あったのか、そういうことが。自分が、まだ、生きていた頃に。その頃の、『アーチャー』と?

「……………っ!」

何だコレ。もうこれは何かの嫌がらせとしか思えない。正直泣きそうだ。今、士郎が目の前に居ることも辛い。自分がどんな顔をしているのか分からない。どんな顔をしたらいいのか分からない。

「ア、アーチャーっ? ホントに大丈夫か? 何かすごい顔色悪いぞ。今日の晩飯俺が作るからお前は休んでろ。な?」

こちらの凹みっぷりに狼狽える士郎。大丈夫、と何度も口にするのはきっと自分を落ち着かせるためなのだろうなぁとぼんやり思う。

本当に最悪な夢。
けれど、一つ分かった事がある。

「…おい」

「ん?」

手を伸ばしその頬に触れた。
夢の中でかつての自分がされたように。

「…っ、何だよ」

少し顔を赤くしながら、けれど頬の手の平が振り払われることはなく。目を少し伏せて手の平に頬を擦り寄せてきた。穏やかに深く息を吐きながら。
夢の中で『士郎』が抱いていた感情は、目の前の士郎の中にも確かにある。何故なら同一なのだから。


「こうされるのは、好きか?」

「………ん」

分かったこと一つ。
どの時間でも。どの二人でも。
『士郎』は『アーチャー』が好きだと言うこと。
ソレが分かったと言うことだけは、少しは良い夢だったのではないかと、…思える、ハズもない、な。



***********

…でもだって。
まぁ、何ですかね。ニュアンスです。
何か、そういう嫌な話があってもおもしろそうかなぁと思っちゃったんです。おかしいことに。
弓さん大好きなハズなのに、どうしてこうなるんでしょうか。僕は一体弓さんをどうしたいんでしょうか…(笑)。
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