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日々の独り言。
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一日早いバレンタイン。届けこの思い。
否! 断固拒否!!



名シーンぶっち壊し。久しぶりの落書きがコレですか。いやだって、名シーンの日ではないですか。でもぶち壊し…。むしろあえてのぶち壊し?
うん、ごめんなさい。


マーサ夫人が次のバザーについて打ち合わせがあるとかで教会に赴くというので同行を申し出た。
昨日電話に出なかった件についても問い詰めたい物だ。外出中にしても、留守番電話ぐらい付けたらどうなんだ。
教会へ続く坂へと向かう途中、マーサ夫人がはたと立ち止まった。どうしたの? と振り返れば、そう聞くことがおかしいといった風に逆に聞き返されてしまった。

「ウェイバーちゃん、どこに行くの?」

「―え?」

それは本当に心から不思議そうに、マーサ夫人はこちらを見上げている。そうして気付いた空気の違和感。

(…結界か)

教会を囲うようにぐるりと、教会自体を感知・認識出来なくなるように記憶を阻害する効果のある術式が張り巡らされている。教会へと向かう人物は皆、この結界に踏み入れた途端に教会の存在を記憶から損失する。故にここに教会は無く、この先に向かうことは全く意味が無くなる。
自身の対魔力によって僅かにソレが軽減されたとはいえ、意識を削げば容易くこの先に教会があることを知らなくなる。
ここに誰も近づけたくないということか。坂の上を睨むと、未だ見えぬ教会から僅かに異質な風が流れてきた。殺意が立ち上るかのように見えた。

「ウェイバーちゃん?」

マーサ夫人は答えないこちらに困惑したように首を傾げる。
近づくな、と言うのならば好きこのんで近づきはしない。

「ごめんおばあさん。僕が美味しい喫茶店見つけたから案内するよって言ったのに、道を間違えたみたいだ。戻ろう」

そう言ってマーサ夫人の手を取り来た道を戻る。
適当に見つけたアーネンエルベという店で二人で午後のお茶を楽しみ、ゆったりと家路に就いた。



***********

単にアーネンエルベって言いたかった。
怒濤の展開まっしぐら。うわぁ、あとちょっとだ…。
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